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再就職

ホテルのラウンジで綾野剛とイチャついていたら、突然現れたトロールみたいなおばさんに、綾野剛を連れて行かれる夢を見た。ババァへの殺意で目覚めた日曜の朝。皆さん、明けましておめでとうございます。

気がつけばもう5月。いやぁ、今年の駅伝はすごかったね!駒沢大学が元王者の意地を見せた。創価のアンカーもよく頑張った。あとちょっとでゴール!っていうところで、残念ながら抜かされてしまったけど、街で会ったら肩をポンポンってしてあげたい。(ネタが古いが語らずにはいられない)

さてご報告しよう!この度無職は再就職しました!パチパチパ〜チ!エージェントからの紹介で、良さそうな会社だなと思って応募したら、驚くほど早く決まった。先方はよほど私の容姿が気に入ったのか(無理もない)一次面接の4週間後には出社していた。こんな具合に、あっけなく私のニート生活は終焉を迎えた。

このブログで再就職までの道のりと、その過程で感じた私の気持ちなどを綴ろうと思っていたのだが、くだらない日記に終始し遂には更新もされなくなったので、当初の予定とはだいぶ変わってしまったが、僭越ながらもここで総括したい。

私が無職になって学んだこと、トップ3:

1)無職最高!!!

とにかくストレスがないからお肌がツヤツヤになるし、お酒を浴びるほど飲みたい〜!!!っていう欲がなくなる。はっきり言ってニート生活は、金が続く限り、そして「コイツまだ働かないのか?」という周りの冷たい視線が気にならない限り、永遠にできると私は思った。

2)この国はニートに優しい

私が一年近く無職でいられたのも、国の失業手当があったからだ。年収と勤続年数によって金額は違うが、毎月お金が振り込まれる。さらに今年はコロナ禍の特別処置で、2ヶ月も給付期間が延長された。安倍マスク2枚wとバカにしていた私だが、もう文句は言うまい。みんな、税金ありがとな。

3)やりたいことはもうすでにやっている

在職中は「仕事を辞めたらあれもやりたい、これもやりたい」と思っていたが、無職になって気づいたことは、時間があろうがなかろうが、やりたいことは大体すでにやっている。会いたいと思う人も普段から会っている人ばかりだ。まぁ中国語を始めることができたのと、途中で止まっていた ONE PIECE を最新刊まで読めたのは良かったかな。

ということで、時を遡って過去の自分に伝えられることがあるとすれば一言、「変化を恐れるな、お前はそんなに変わらない」

趣味の折り紙: しおり (一年も経つと折るのにも飽き、より実用的なものに変化)

さて私はまた明日から、社畜となり、わずかな賃金のために身を削って働き、缶チューハイを手放せない日々を送ることになる。しかし決して忘れない。自由な時間、感謝の気持ち、私を見限らず暖かく見守ってくれた家族や友人たち。束の間の(いや結構長かったか?)休息期間を胸に、次なる無職達のために、頑張って納税していこうと思う。

それではご愛読ありがとう。また会う日まで。

2021年5月、Obarinより愛を込めて。

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メリークリスマス!

何か特別なことがあるわけでもないのだが、毎年ホリデーシーズンになると世間がソワソワし始めてちょっと明るい雰囲気になるのが好きだ。

先日代々木公園でハローワークに提出する書類を書いていたら、親友のマクラに「意識高いホームレスみたいだね」とお褒めの言葉いただいた。

さて今日も細々と就職活動中である。そろそろ周りの目が冷ややかになってきたため、本腰を入れねばと思った矢先、世間は就職氷河期時代に突入してしまった。未だ職が決まらず相変わらずチャイ語とゴルフとYouTubeを往復する毎日である。

今日のニュースによると、今年10月までに休業、廃業、解散した企業が44,000社近くあるという。想像し難いほどの数字だ。当然それに伴う数の失業者がマーケットに出ている。

人材派遣会社の担当者に聞くと、ANAなどの大手企業の優秀な人材もジョブハンティングしているらしい。どうりで私の鉄壁の職務経歴書が書類審査を通過しないわけである。ちなみに私の職務経歴書は内容を盛りまくっているため、知らずに読んだ人はアベンジャーズがエントリーしてきたと思うであろう。

私からのアドバイスとしては、現在在職中の方は、どれだけ今の仕事が辛くて上司がカス野郎で、部下がネットサーフィンしかしていなくても、ひとまず退職届は引き出しの中に閉まっておこう。私のように職なしの人は、今ある幸せな毎日を預金残高が尽きるまで共に楽しんでほしい。この際だから失業保険というありがたき国の制度を骨の髄までしゃぶり倒そうではないか。

気温も財布も日に日に寒くなる毎日だが、全ての人が健やかで暖かい新年を迎えられますように。(もしかしたらもう一回くらいブログ更新するかもしないかも…)

バイバイコロナキーン〜!!!

趣味のクラフト:クリスマスリース(これを披露したくて記事を書いた)
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復活

ファンの皆さん、お待たせした。約1ヶ月ぶりの更新である。

コロナ禍の就職難に絶望して、ついに無職は命を絶ったかと心配して下さっている方々、安心してほしい。ニートは今日もニートだ。むしろ最近はストレスフリーの生活のせいか、お肌がツヤツヤになり過ぎて眉毛が描けないという事態に陥っている。油を塗りたくったキャンバスにクレヨンで絵が描けないのと同じように。一説には顔を洗っていないだけという声も聞かれるが、無視していただきたい。

さてこの1ヶ月間何をしていたかというと、特に変わったことは何もないのだが、箇条書きにしてみよう。

・ゴルフコースデビューを果たす
・筑波山登頂
・部屋のカーテンを新調する(5万円)
・マーベルの映画を一から観る(現在進行中)
・一年ぶりの歯医者で悶絶する(死ぬかと思った)
・姉の子供のベビーシッターからグレートナニーに昇格する

ふむふむ、こうして見るとなかなかの成果である。相変わらず収入はゼロだが支出は無限大だ。

ちなみに最近はサバンナ高橋の料理動画を見ながら恋人気分に浸るという遊びにハマっている。(中村倫也ともしばらく付き合ったが、かっこ良すぎてダメだった)

さて、なぜ1ヶ月も放置したブログをアップしたかというと、皆に知らせたいビッグニュースが舞い込んだからである。

以前紹介した私史上ナンバーワン中国ドラマ「エイラク」のアンコール放送が決定したのである!!!(拍手)11月6日(金)16:00〜 BS12で放送されるのでお見逃しなく。

当初このブログも再就職が決まるまでの数ヶ月の暇つぶしと考えていたが、思ったより長い期間続ける羽目になって戸惑うばかりである。私がこうしてニート生活を謳歌している間に、日本の首相が代わり、アメリカの大統領が代わろうとしている。更には全70話あるエイラクをもうワンラウンド見れちゃうという、恐るべし時の流れよ。

まぁ何はともあれ元気が一番。今日もまた美しい秋晴れの日を迎えられる健康な身体とツヤツヤのお肌に感謝しよう。皆様にとって、素晴らしい一日でありますように。

「東の筑波、あるいは無職」撮影 by オバハン


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接待

昨日私のブログのファンだと公言する社長(仮名)から接待を受けた。

社長は女帝(仮名)のお店の常連さんで、何度かお会いしているのだが、会う時はだいたいどっちも酔っ払っているため互いの印象は朧げだ。そんな二人が女帝を介して、三人で高級中華を食べに行く運びとなった。

都内一等地にある社長イチ押しの老舗中華料理店は落ち着いた雰囲気で、全身GUの無職と短パンの女帝はお上りさんのようにキャッキャとはしゃいだ。大きな円卓を贅沢に三人で囲み、注文を済ませた後はもうめくるめく夢のようなひと時であった。

運ばれてくる料理の美味しいこと美味しいこと!どれも桁違いにデリシャスなのだが、何と言ってもフカヒレの姿煮だ!

まず形が美しい。コンチャ湾のような弧を描いている。そして煮込みダレは濃厚かつ程よい塩加減で絶品。その神秘のぬかるみに鎮座するのは主役のフカヒレ。まるで金で紡がれた繊維のような食感と深い味わいであった。

キリンさんが好きです。でもサメさんの方がもっと好きです。

そのフカヒレを頬張っている私の隣で、社長は微笑みながら「まぁまぁ作家先生、どうぞどうぞ!」と8年物の紹興酒を注いでくれる。接待とはかくも甘美なものか。食欲と自尊心を同時に満たされ、まるで天国にいる気分であった。マッチ売りの少女もこんな夢の中で逝ったのかと思えば、あの童話にも救いがある。

こうして幸せを腹に詰め込み、歯に挟まったフカヒレはそのままにして食事を終えた。帰り際社長が「先生、お土産は肉まんでよろしいですか?」とちゃっかりおみやまで持たせてくれる。社長恐るべし、一体何者なのか。

ちなみに社長は今年の3月に大金が入った財布を無くしたばかりである。それを知っている女帝も私も何も言わない。

これほどのご馳走にお礼のしようもないが、せめてブログを更新しておこう。

社長、ありがとうございます。次回は寿司でお願いします。

趣味の折り紙:肉まん(本物はどれだ)
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総裁選

最近石破さんがベルセルクのモズグスにしか見えない。

ここで知らない人たちのために説明しよう。ベルセルクとは三浦建太郎先生の名作ダークファンタジー漫画で、モズグスはその物語に登場する適役の一人である。

モズグス様(ベルセルク17巻より)

モズグスは人間を拷問するのが大好きな司祭様で、神の名のもと邪教徒を狩り集めては様々な拷問グッズを用いていたぶりまくるサイコパスなのである。

前から似てるなとは感じていたが、総裁選に向けて露出が増えた石破さんに、より強くモズグスが重なって見える。彼が総理大臣になったら国民全員血祭りに上げられるんじゃないかと、完全なる偏見を持って一人震え上がっている。

しかし面白いもので、怖いもの見たさなのか、石破さんを見ているうちに何だか無性にモズグスに会いたくなってしまい、居ても立っても居られなくなった。そしてついにメルカリでベルセルク全40巻を大人買いしてしまったのである。

遠のくミニマリストへの道

やっちゃいけないとはわかっているが、読み始めたらもう止まらない。気がつけばまる二日間、寝食を忘れ気が狂ったように読み更けていた。読み終えた後は、魂の抜けた一つの肉塊と化した。やはりこの漫画は傑作である。私の語彙力ではとても表現しきれない壮大な世界観だ。

読んだことのない人は是非一度手に取っていただきたい。もちろん私から借りたければ声をかけて欲しい。今なら特別に一冊500円で貸し出そう。

さていよいよ本日新総理が発表される。恐怖政治突入なるか。

怒った時のモズグス様。か〜ら〜の〜…
ドッゴーン!!!!!!!

追記: なんだかんだでモズグスが好きだ

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アルツ危機

給料が恋しい今日この頃、皆さんはどうお過ごしか?

私は最近アルツハイマーの症状が出てきた。長きに渡り緊張感のない生活を送ってきたせいか、脳細胞が退化の一途を辿っているらしい。

昨日は曜日を勘違いして、楽しみにしていたゴルフのレッスンをすっぽかしてしまった。水曜日だと思っていたら、実際は木曜日だったのである。

それ以外にもウッカリが多い。4人家族のお土産になぜか3本のみたらし団子を買って行ったり、コンタクトをしたまま眼鏡をかけたり、眼鏡を持ったまま眼鏡を探したり、リュックサック全開のまま電車に乗ったり(あ、これはいつものことだ)、ついには親友のおばはんの誕生日も忘れてしまった。

誰よりも先におめでとうを伝えようと0時を回ってすぐに祝いのLINEを送ったら、誕生日は3日前に終わっていた。

これがただの勘違いならまだしも、日にちを間違えないよう先週フェイスブックでおばはんの誕生日を確認したばかりなのだ。しかもおばはん曰く、どうやら口頭でも本人に確認していたらしい。それすら覚えていないのだから、もう救いようがない。

このままではおばはんの名前もやがて忘れるだろう。そうなる前にそろそろ社会に戻りたいな、と思った。

こうして就活を開始すべく、ついに私は履歴書と職務経歴書を完成させた。入門に毛が生えた程度の中国語レベルを「中級」と書いてしまったのも、見栄ではなくアルツハイマーが悪さをしたのだと明記しておこう。

残された脳細胞は何としても死守せねばならない。

趣味の折り紙:Kabutomushi in the box
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断捨離

いよいよこの生活に少しだけ飽きてきた。

もちろん毎日快適で文句はないのだが、何というか、ニートなりたての頃の弾けんばかりの輝きが薄れてきたように感じる。世紀のイケメンと付き合って4ヶ月後といったところか。(←妄想)

とは言え就活をしようと思えば気が重いし、ブログを更新するのも面倒くさいし、とりあえずすべて夏のせいにしてだらけた生活を続けている。

少しでも役立つことをしようと断捨離を行ったが、これもすぐに終わってしまった。実は数年前からミニマリズムに憧れて、結構ものを捨ててきたので、今は割と部屋がスッキリしている。

思えば20代の頃はひどかった。とにかく部屋にものが溢れていて、掃除をしても掃除をしても追いつかない。ついに思考停止に陥り、片付けることを断念した結果、手も付けられない状況になった。カレーを作って洗わずに放置した鍋が細菌を繁殖させ、王蟲すら住むのをためらうような腐海の森を出現させたこともある。あの時分、我が家からコロナが発生しなかったのは奇跡とも言えよう。

ものが多くて困っている人はぜひ一度試しに目に着いたものを捨てていただきたい(携帯電話はオススメしない)。捨てたら困るんじゃないかと思うものでも、意外と大丈夫だったりする。高価なものや思い出のものも、狂ったように捨ててきたが、それが何だったのかすら今はもう覚えていない。人間の思い入れなんてその程度だ。

聖書

ただそんな私でも、唯一捨てて後悔したものがある。インドのパンジャビスーツだ。

パンジャビスーツとは南アジアの民族衣装で、以前インド系ネパール人の大富豪の結婚式に参列する際購入した。その後着る機会はないだろうと、靴やアクセサリー諸共あっさり手放したが、数年後何とその方の妹君の結婚式に招待され、慌ててメルカリで似たような服を買い直した。

これは痛い出費であった。しかしまさか自分が2回もインディアンウェディングに出席することになるとは誰が思おう。人生とはフルオブサプライズだ。

断捨離をすると心がクリアになり、本当に必要なもの、やりたいこと、やるべきこと、などが明確になると言う。確かに片付けが終わると、いよいよ残されたものは就活しかないような気がしてくる。

そしてその現実と向き合うことが心底怖く、今日もまた何か捨てるものはないかと血なまこになって探すのであった。

趣味の折り紙:Kabutomushi and the box
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夏休み

朝のニュース番組が野球中継に代わり、世間は盆休みに入っていることを知った。「もうそんな時期か…」と無職は呟いた。

昨日4ヶ月ぶりに美容院に行った。長いこと放置した頭は、プリンを通り越して二色になり、白髪の天然メッシュが入った独創的な仕上がりで悪くなかったのだが、今日は親友のマクラに会う。そのため先手を打ったのだ。人間はこうして学習する。

今回はいつも行ってる美容院ではなく、家の近くでヘッドスパ無料キャンペーンをやっている美容院に釣られて行ってみた。初めて行く店内はこじんまりとして清潔で、席数も減らされ、感染予防対策を取っているようで安心した。担当してくれたのは20代前半と思しき可愛らしい女性の美容師だった。

私は美容院で雑談するのが苦手だ。周りが楽しそうにお喋りしているのは好きだが、いざ自分に話が振られるとどうも顔が引きつってしまう。なのでカットとカラーの大体のイメージを伝えたら、すぐに雑誌を開く。

イメージ画像:羨ましくなんかないんだモォ〜

雑誌に目を通していたら、ある記事に釘付けになった。「ファクトフルネス」という人気書籍を訳した翻訳家、関美和さんのインタビューだ。彼女の歩んできた道のりが凄いので、要約させていただく。

大学卒業後、大手広告代理店に勤務。更に高みを目指したいと外資系金融会社に転職。MBA取得のためハーバードビジネススクールに通い、ウォール街でキャリアを積む。30代前半で東京に戻り、結婚し子供を二人出産。40過ぎて旦那が浮気、考えた末離婚。運命の書籍と巡り会い、翻訳家の道を志す。「ファクトフルネス」を大ヒットさせ、現在は翻訳業務の傍ら、大学准教授としてフルタイムで働き、子供を育てている。

これを読んで思わず「はぁ〜」と感嘆してしまった。美容師さんが笑って「面白い記事ありました?」と聞くので仕入れたばかりのネタをシェアして、二人で盛り上がった。

どのステップ一つを取っても並大抵の努力では手に入らないようなものばかりだ。同じだけの時間を生きて、やり遂げた成果の量、質ともにこんなに違うものかとしみじみ考えてしまった。私が世に残せたものと言えば、数々の折り紙作品だけだ。

「お客さん、世の中こんなにできる人の方が少ないですよ!」と笑顔で美容師さんが励ましてくれた。「本日は髪をツヤッツヤにさせていただきました!」と後ろに鏡を持って見せてくれる。やっぱり若い子は素晴らしい。

こうして未来あるキラキラした美容師と、先を進むキラキラした翻訳家に挟まれた中年無職は、髪だけをキラキラさせ満足気に家に帰ったのであった。

趣味のイラスト:2コマ漫画「ビフォーアフター」
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続・BSの魅力

数あるBS番組の中から、栄えある第一位に輝いたのは… ズドドドドドドドド(ドラム音)ジャーン!!!(シンバル)

「エイラク〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」である。

平日17時からBS12で放送している中国の宮廷ドラマだ。

紫禁城の女官のエイラクが、その美貌と頭脳を活かし皇帝をも魅了して、最終的に皇后まで上り詰めるというサクセスストーリーだ。これがもう、中高年の血液のようにドッロドロで、愛憎と復讐と殺戮と謀反とほんの少しのトキメキが相まって素晴らしい仕上がりとなっている。

最終話のクライマックスでは、全員が全員を裏切りまくっているに、みんなが無実を訴えて、もはや誰が真実を語っているのか全くわからなくなる始末。整理するために書き出してみたが余計わからなくなった。

最後まで生き残ったメンバー(その他全員陰謀により死した)

このドラマのもう一つの利点は、中国語のリスニングになるところだ。毎日見ていた甲斐もあり、最近ではファンシャー(皇帝)とファンホー(皇后)が聞き取れるようになった。

先日チャイ語の先生にエイラクを見ていると伝えたら、「それは外国人が水戸黄門を見て日本語を覚えるようなものだ」と仰られ「現代が舞台のぬるい恋愛ものにしなさい」と課題ドラマを出されてしまった。この刺激的な歴史ものの後に、ぬるい恋愛ものなど物足りないに違いない。

さて、これだけ宣伝しておきながら、残念なお知らせがある。聡明な読者はもうお気付きかもしれないが、そう、昨日最終話が放送され物語は完結してしまったのである。

なのでこれから見る人はDVDを購入することを強くお勧めする。見終わったら感想を述べ、必ずDVDは私に譲るように。

趣味の折り紙:くす玉 24面体
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BSの魅力

ここ最近のテレビ番組のくだらなさに辟易しているのは私だけではないだろう。地上波で見るに値するものは、笑点とサザエさんくらいなものだが、その笑点も歌丸師匠が召されてからはいまいちパッとしない。木久ちゃんが回答を忘れるのはいつものことだが、最近は問題もよく忘れる。

そんな中で私が推薦したいのはBSだ。正直この世でBSほど過小評価されているものはないと思っている。まず何より番組が面白い。BSを普段見ない人でも、岩合光昭の世界ネコ歩きや、おぎやはぎの愛車遍歴など聞いたことはないだろうか?いずれもBSの良作である。

それ以外でも、吉田類の酒場放浪紀、小さな村の物語イタリア、ナイツのお笑い演芸館、キャッチ世界のトップニュース、ウチ断捨離しました、など多種多様なラインナップで一日中見ていても全く飽きない。そしてCMが少ない。地上波だと気が狂いそうなほど流れてくるCMも、BSだとせいぜい15分に一回くらいか。

注意点があるとすれば、9割方通販なので気づいたら洗脳されて買っている点である。夢グループのねっとりとしたCMは何だか嫌なのに気になって夜も眠れない。

1:30あたりの「安い!うれしい〜!」にやられる

更にBS NHK のドキュメンタリーは秀逸で、どれもDVDにしてほしいくらいだ。最近はコロナ関連が多く、急ピッチで武漢に建てられた雷神山医院を取り仕切る医師の話や、ブラジルのファベーラと呼ばれる貧民街の住民が直面したコロナ危機の実態など、昼間からナンプレをしているニートには衝撃的なものばかりだ。

このような番組を見ると、世界は本当に動いていて、出演者側も製作者側も己の使命を果たそうと必死なのが伝わる。私の使命は一体何なのだろうか。答えは出ない。ただ一つ確かなことは、これほど勉強させていただいているNHKには、いい加減受信料を払おう。そう心に決めながら、自然と今日も居留守を使うのであった。

趣味その④ ナンプレ(ホームベーカリーを狙っている)

追伸:文章が長くなり過ぎたため、一番のオススメ番組を紹介できずにいる。次回乞うご期待。