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やるやる詐欺

いつかやろうと思っているものの、まだ始めていない事はないだろうか?

私の場合これが結構あるのだが、そのうちの一つが語学だ。

「マー」を覚えれば必ず通じる!?

去年購入して一度も開いていない中国語とスペイン語の教材だ。いつかやろうと思っている「いつか」が来ない。ちなみに以前は韓国語とフランス語の教材もあったが、断捨離の際未読のまま捨てた。それにも懲りずに、また語学熱を発症して買い足したのである。

やる気はあるがやらない、やるやる詐欺だ。

最近年のせいか、このような詐欺を少しずつ減らしたいと考えるようになった。従来の出不精な性格もあるが、心のどこかで「始めるからには続けなくてはならない」と気張ってしまい、なかなか第一歩が踏み出せなかったように感じる。でも今は途中でやめたっていいじゃないか、会社だって辞めちゃったんだし、と思うようにしている。

毎日走っている人、筋トレしている人、国家試験の勉強をしている人… 私の周りには自主的に勉強やトレーニングをするコツコツ努力型の友人が多い。もっとも彼らは努力をしているという意識はないだろう。努力が習慣化して、生活の一部になっているからだ。本当に尊敬するし自分もそうありたいと願うが、残念ながら私はとことん自分を甘やかすタイプなので、何かを始める際は必ず先生に付くようにしている。怠け者はお金を払って第三者に律してもらうのが一番だ。

とりあえず今は観たい海外ドラマもないので時間もあるし、語学学校を探してみようと思う。「いつか」は今なのである。

転職活動はどうなってるかだって?そんな野暮な事は聞くものじゃない。

趣味のイラスト:2コマ漫画「ヒットマン」
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ゴルフ

「ゴルフって面白そうだよね」なんて軽々しく言ってしまったのが事の始まりだった。昨年の夏である。

親友のおばはん(仮名)がその言葉を聞き逃すはずがなかった。おばはんはその年、ゴルフの腕を上げるべく本格的に練習を始めていた。100切りを目標を掲げていたが、何せ友達がいないからコースを回る機会がなかなかない。そんな折、私が興味を示したものだから、手っ取り早くこいつを練習相手に仕立ててしまえばいいと考えたのだ。

それからおばはんは頻繁にゴルフの話をするようになった。美しい景観で繰り広げられる程よい運動、コースを終えた後に待っている美味しいビール、などと魅惑的な言葉で誘う。もちろん興味はあったが、その頃まだ私にも職があり、重い腰が上がらなかった。

イメージ画像:確かにここでビールを飲みたい

徐々におばはんのセールスピッチは精神論へと展開する。ゴルフのプレーに如実に現れる人間性。地形や天候などコントロールできない自然の中で、いかに冷静に自分と向き合い、ベストのパフォーマンスを出すか。ゴルフとはスポーツの枠を超えて人格形成に役立つのだ、と熱弁を振るう。

11月頃だったか、LINEで写真が送られて来た。会社の人たちと回ったラウンドがとても楽しかった、というような内容だった。見ると雨が降っているようだった。黒っぽいレインウェアを着た数人が寒そうに肩を並べ、強張った笑顔を向けている。説得力のない写真であった。

私は怖くなってしまった。こうまでして私を取り囲もうとするおばはんの執念に!早くゴルフを始めないと、このエスカレートする勧誘は止まらない。私は決心し、年末滑り込みでゴルフレッスンを申し込んだ。こうして半年間に及ぶおばはんの弛み無い説得(強要)の末、私のゴルフライフがスタートしたのであった。

趣味(になる予定)のゴルフ:ピカピカの用具一式
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現代アート

ニートになって時間ができたので、未完成のままだった絵画を仕上げた。ご覧いただきたい。

「生命」

ちなみにバレる前に断っておくが、これは盗作である。

本家はロサンゼルスの家具屋で見かけた2m以上もある大作で作家の名前もタイトルも知らない。残念ながら一度見たきりなので、完コピまでは至っていないだろう。

初めてこの絵を見たときは、はて、そら豆とサヤエンドウのどっちだろう?と思った。しかし今は心境の変化のせいか、何かまだ生まれずにくすぶっているエネルギーの塊のように感じる。

真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ
。”

プルーストの格言だ。同じ物事でも見方によって変わってくる。まさに抽象的な現代アートに通ずるものがある。外出自粛を求められている状況を、不自由と感じるか自由と感じるか、これは個人の捉え方次第だ。私の作品もまた、駄作か傑作か、みなさんの判断に委ねたい。

ちなみにこの絵は姉の誕生日に贈ろうと思っている。リストラにあったショックで、妹がコロナウィルスを描いちゃったんじゃないかと心配されないことを祈るばかりである。

趣味の折り紙:たくさんのマスク
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夢のニート生活

朝暑かったので、グラスに氷水を注いで飲もうとした。ふと窓から差した日の光がグラスに反射して輝いた。とても綺麗だと思った。

こんな些細な日常の美に気がつけるのもニートの特権だ。

職を失った私は、模範的なニート生活を送っている。朝8時頃起きて朝食を済ませ、軽く部屋を片付け、パソコンで求人情報を見る。特に応募するわけでもなくパソコンを閉じる。バイキングとひるおびとヒルナンデスを、交互にチャンネルを変えながら見る。昼食を終えると、お待ちかねのお昼寝タイムだ。目覚めるのは夕方。マスクをつけて買い物に行き、夕飯の準備に取り掛かる。食後はコーヒーを飲みながら、海外ドラマを見たり、パズルをしたり、海外ドラマを見ながらパズルをしたり… 目が疲れたらシャワーを浴び、歯を磨いてベッドに入る。そして本を読みながら自然と眠りにつくのだ。(だいたい1ページくらいしか進まない)

毎日一生懸命働く皆さんに伝えたい。ニートの生活はストレスゼロだ。

贅沢を言えばリストラを機に海外旅行に行きたかった。コロナでそれは叶わないが、今の生活に満足している。何せよ毎日が日曜日なのだ。文句の言いようがない。

おそらくこれが長く続けば廃人になるだろう。職もなく何ら社会に貢献していないことが、ストレスになるかもしれない。しかしそんな先のことなどどうでもいい。今はただ、この与えられたニートという素晴らしく甘美な生活を享受し味わい尽くしたい。

今日も世界はニートに優しい。

趣味のイラスト:inspired by 鬼滅の刃色付き
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マスク到着

巷を騒がせているアベノマスクがついに我が家に到着した。

いつ来るんだろうと期待もせずに待っていたが、何というかネタにしかならないマスク2枚、皆さんはどう感じているだろうか?

私は政治に対して無頓着だが、さすがにマスク2枚と聞いた時は失笑した。緊急事態宣言はいつなのか、補償はどうなっているのか、などとみんなが政府の発表を待っている中、ようやくひねり出した対応策がマスク2枚。「そこじゃねーよw」と国民全員が総ツッコミした瞬間だったと思う。

添えるキャプションも思い浮かばないマスク

ただマスクはさておき、緊急事態宣言の発令は非常に難しい判断だったと思う。今なら当然(何ならもっと早く)出すべきだったと言える。しかし情報も感染者数も少ない、例えば3月の時点で決断を迫られていたら。自分が総理大臣ならどうするだろうと考えたが、結論が出なかった。(ジグソーパズルをやりながら考えていたからでもあるが…)

国を治めるリーダーたちの職務は重責だ。だからこそ人一倍報酬をもらえるし、その分決断力、適切な発言や行動、人格などが求められるのだと思う。間違っても「誤解でした」なんて言ってはいけない。600人以上死者が出ているのだ。

私はこのマスクを未開封のまま保管しようと思う。そして30年後くらいになんでも鑑定団に出すつもりだ。鑑定結果が10円でも、またブログのネタくらいにはなるだろう。それまで大好きなあの番組が続いているように、と切に願う。←お前のブログもな

趣味のジグソーパズル:進捗状況
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自分を信じろ

「自信とは、あるかないかではない。持つか持たないかだ。つまり自分で決めることができる。」

この名言を残した偉大な人物がいる。私だ。

この考えに至る出来事があった。何年か前に女子会で恋愛について話をしている時、「私はどうも恋愛に奥手だ。自分に自信がないからだ」というようなことを打ち明けた。それを聞いた親友のマクラ(仮名)がこう言い放った。

「30を過ぎて自信がないとか、ダサい」

予想もしない衝撃的な発言だった!目が覚めた瞬間でもあった。「たっ確かに!!!」

私は30過ぎてダサい女になんてなりたくない。その時決心したのだ。自信を持つ。誰に何と言われようと。

ちなみにこのマクラは当時、元カレと今カレを同時進行で手玉に取っていた凄腕である。(マクラという不名誉なあだ名もこの時ついた。そして現在は二人とも元カレになってしまった。)

以来、私は何かと自信を持って行動するよう心がけている。リストラされてもへっちゃらだ。石が当たったようなもんだ。私はもう微塵も働きたくないが、いずれ社会は私ほどの人材を放って置かないだろう。そう日々自分に言い聞かせ、信じ込ませている。

自信がないと思っている人は、自信を持つ覚悟を決めてくれ。ただし、自信を持ったからと言って彼氏が出来るわけでは決してないので、その辺勘違いしないように。

趣味の折り紙:たくさんの蝶々

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孤独死

左わき腹が痛い。ズキズキと刺すような痛みだ。

昨日までは背中の左側に痛みがあり、ただの寝違いかと放っておいたが、今朝は痛みがわき腹前方に移動している。

このどうでもいい情報を話す相手もいなく、読んでる人も何とも思わないだろうな、と思いながらブログに綴る。孤独だ。

孤独死の恐怖は、死そのものよりも、発見時の状況だ。

近所から腐臭がすると通報を受けた家族が、大家から預かった合鍵で部屋に入る。床には折り紙が散乱し、部屋は荒らされている。強盗殺人にあったのだ。匂いがすごい。寝室に向かう。死後何週間たったのだろうか、コバエが舞うベッドの上で、変わり果てた姿で部屋の主が横たわっている。なぜか両手でわき腹をかかえている・・・

こんな状況を想像するだけで震えあがる。しかもその後、何も盗まれた形跡がなく、部屋はただ普通に汚かっただけということと、死亡時にダサい綿のパンツを履いていたことが発覚したら・・・これぞ最たる恐怖である。

イメージ画像:悲しみの果て

人間健康が一番である。痛みはそれを教えてくれる。医療崩壊が叫ばれる昨今、わき腹の痛みくらいで病院に行くこともはばかられるが、致し方ない。お医者さんに診てもらおう。

今日は貴重なGW最終日。でも大丈夫。今の私は、毎日がゴールデンウィークなのだから。

趣味の折り紙: 蝶々
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漫画家

ネクラにとって外出規制の良いところは、堂々と家にいられることである。

以前は今日みたいな天気の良い日に一歩も外に出ないと、なんだか一日を無駄にした気がして罪悪感を感じたものである。でも今は在宅が推奨されているので、「家にいるぞ!エッヘン」となる。

先日親友のおばはん(仮名)に勧められた漫画がある。巷で話題の「鬼滅の刃」だ。(おにめつじゃないよ)これがまた人気なだけあって面白い。鬼になった妹を連れて鬼退治をするという、何ともパラドックスな物語だ。

*1~4巻は弟に貸し出し中

漫画を読むたびに思う。過去何十年(何百年?)にわたり様々な漫画が世に出て、数多くのヒット作が生まれる中、さらに見たこともない新しい物語が次々と創り出されることの不思議!

もうネタ出尽くしただろうと思っても、やれ巨人やら鬼やらどんどん面白いのが出てくる。絵的に絶対地味なはずの将棋や囲碁までもが、華やかでドラマティックに描かれる。

漫画家の先生方の想像力たるや、脱帽である。こうなると私の人生も先生方の手にかかればなかなかイケるんじゃないかと思・・

そんな謙虚な気持ちを抱きながら、今日も粛々と続きを読みふけるのである。←仕事探せ

趣味その③ イラスト inspired by 鬼滅の刃

追記:漫画好きの弟に全巻買わせようと思ったら、「俺半分出すよ」とさらっと割り勘で成立させられてしまった。